最近体がギシギシ痛い どうして?【更年期の体の痛みと対策】
更新日:2022年2月8日
40代を過ぎると、意味不明な体の痛みが増えてきます。
体が硬くなって、伸ばすといたたた。。
運動したわけでもないのに筋肉痛?
これも実は女性ホルモンが関係する、更年期のあるあるなのです。
更年期の体の痛みは、コラーゲンが減るから

女性ホルモンはコラーゲンを増やす働きがあります。
女性が男性に比べて体が柔らかいのは、女性ホルモンのおかげで全身にコラーゲンがたっぷりあったから。
それが、更年期には女性ホルモン低下で全身のコラーゲンも失われていきます。
コラーゲンが低下した筋肉は硬くなり、痛みを感じます。
柔らかくしなやかな筋肉は、女性ホルモンが守ってくれていたのです。
また、女性ホルモンの減少で代謝が悪くなり血行が滞るため、肩こりや背中の痛み、腰痛なども、若い時より起きやすくなります。
自律神経が不安定になって、痛みに対して敏感になることも要因です。
体の痛みのセルフケアは姿勢&日常生活の見直しで
更年期の体の痛みには、日常生活の整えがやはり大事です。
一番は姿勢。
首から腰の背面の筋肉は姿勢を支えるために常に働いています。
前傾姿勢で肩が前に入った状態いでパソコン作業を長時間している
反り腰の立ち姿
骨盤を後傾させて、お腹をまるめて座る
足を組んで座る
どれも筋肉の血流を悪くする原因になります。
デスクワークの人はこまめに姿勢を変える、30分ごとに伸びをする
軽い運動をする
運動がしづらければ、バランスボールなどに座って揺れる、体をゆする、大股で歩くようにする、ラジオ体操など、こまめに生活に取り入れましょう。
老眼などの目の疲れから、肩こり首こりを引き起こすことも。眼鏡やコンタクトレンズが合っているかチェックしてみましょう。
また、コラーゲンのもとになるタンパク質を取り入れるためにしっかりと食事をとる
湯船につかるって体を温め、血行を良くするなどで、お体の痛みはカバーしていけます。
マッサージは強揉みに注意

更年期の体の痛みを、若い時と同じような体のコリと思い、強めのもみほぐしマッサージを受けると、コラーゲンを失って硬くなった筋肉を痛めてしまうことも。
アロマトリートメントは、オイルで筋膜をリリースしながら圧を調節し、大人女性のお体に負担が少ない施術です。
ゆったりとしたリズムでのオールハンドのマッサージで、香りと共にお体をほぐしていきます。
痛みを和らげるアロマとともに、セルフマッサージもおすすめです。
サロンにお越しの方には、筋肉/関節の状態を見させていただき、セルフケアもお伝えしています。