暑いの?寒いの?どっちなの?【ホットフラッシュ①】
更新日:2022年1月20日
突然カーっと顔や上半身が熱くなる
異常に大量の汗がでる
熱っぽく、頭がぼーっとする
のぼせたあとに冷えたり悪寒がする
こんなことはありませんか?
ホットフラッシュは体温調節がうまくいかないことが原因

これはいわゆる「ホットフラッシュ」という症状で、更年期に特に多くみられます。
ホットフラッシュやのぼせは、自律神経が乱れることが直接の原因です。
自律神経は、交感神経と副交感神経がありますが、その二つが血管を収縮・拡張させて、体温を調節しています。
活動中・暑い時→「交感神経」体温上がる、汗が出る
休憩中・快適な温度→「副交感神経」体温下がる、汗がひける
このようなしくみですが、更年期で自律神経が乱れると、交感神経と副交感神経のシーソーが、うまくバランスがとれずに、この体温調節のタイミングがめちゃくちゃになってしまいます。
快適な気温でも「暑いので熱を放出!」モードとなり、急にのぼせたり汗が大量に出たり、暑い・寒いのスイッチが頻回になって、冷えとのぼせを繰り返す「冷えのぼせ」になっている人もいます。
特に人前や仕事中に、急にホットフラッシュのスイッチが入ると、自分でコントロールできないだけに、気になってしまう人も見られます。
次の記事で、対策やケアをお伝えしますね。