そういえば関節が痛いかも【更年期の関節痛】

もしかして、これ関節痛?しくしく痛むんだけど。。
そんな方も多くなる更年期。
手の指の関節がこわばり、動かしにくい
手の指の関節が痛い、節がめだってきた
肩が痛くて手が上がらない
肩、膝、股関節、足首などに違和感がある、きしむ
腕や足が痺れる
体のあちこちが痛い
そんな症状が現れやすくなります。
更年期の関節痛も女性ホルモンが関係する

もともと女性の関節は男性に比べて弱いのですが、関節や腱をおおう滑膜(かつまく)にエストロゲンが作用するので、関節の動きがなめらかで柔らかく保たれます。
そのエストロゲンがなくなっていくと、途端に関節はギクシャク・ギシギシ。
加齢によって軟骨がすり減ることや、筋肉が衰えて関節に負担がかかりやすくなることも、関節痛が出やすくなる原因です。 最初に多いのは手の指の強ばり。リウマチと思って心配する人も多いのですが、血液検査で鑑別できます。
手指の第一関節が変形する「へパーデン結節」、指の付け根の腱鞘炎の「ばね指」など、よくある症状です。
関節痛への対策【受診とセルフケア】
関節痛は、もし急性の炎症があれば医療機関を受診し、安静にして炎症を止めること。
そして、ホルモン補充療法やエクオールサプリなどで改善する人も多いので、整形外科だけでなく、婦人科で相談するのもおすすめです。
炎症が止まった後は、温めてよく動かしたり、マッサージをすることで、楽になります。
手指の痛みは、夜の入浴時にマッサージを丁寧にしておくと、朝の動きが楽になります。
アロママッサージは、好きな香りの精油をベースのオイルで希釈して、気持ちよくできるセルフケアです。
10mlの植物油に精油を1〜2滴入れて、いい香りの中でマッサージ。
爪や手の皮膚にも栄養が行き渡って、とてもおすすめです。
